こんにちは!
世界ドリームプロジェクトを運営しているゆうすけです。
dreem.jp
28日間の「第2弾 夢を尋ねる旅」から日本に帰ってきて、もう5日くらいが経った。
まだまだブログの更新は追いついていないけれど、旅から帰ってきたので、
いまあれこれ自分が思っていることを書こうかなと思う。
脳内にあるものをすべてアウトプットするくらいの気持ちで(笑)
思いついたままに、自分の日記のようにだらだらと書く。
きっと多くのひとが途中で読むのをやめてしまうと思うけど、
もし最後まで読んでくれる方がいたら、ありがとうございますm(__)m 笑
写真での振り返りはこちらの記事です。
「第2弾 夢を尋ねる旅」プロジェクトまとめ写真
夢尋ねをはじめたのは2年前の第1弾から。
どうしてこういう企画をはじめたのか。きっかけから。
まず自分の中で「一人旅」をしたいという思いがあって、
それを学生のぼくがアルバイト代だけでカバーするのは厳しいと思った。
そんな訳で思い立ったのが「個人の旅で企業からスポンサーをもらう」ということ。
あまり同じようなことをやっている人は知らないし、ワクワクするものだった。
でもただ旅するだけで、企業が応援してくれる訳がない。
だから、なにかテーマのある旅、企画を旅の中でやろうと考えた。
そのとき考えたのが旅先で出会った人々に「夢」をインタビューしていくということ。
きっと企業からスポンサーをもらうということが頭になければ、いまのプロジェクトをやるきっかけにはなっていなかったと思う。
でも実際にやっていくうちにだんだんと、「夢」をインタビューするという企画自体が自分にとってものすごく興味深くて、魅力的なものになっていった。
ぼくの夢を尋ねる旅のいちばん大きな目的は「世界の明るい面を広げていく」ということ。
でも、最初のきっかけに書いたようにはじめから思っていたこととは正直違う。
だんだんといまのような目的ができあがってきていた。
第1弾と第2弾合わせて、約2か月間でこれまで約350名に夢のインタビューをしてきた。
なにかふとしたときに出会った人たちの「夢」を見返すことがあるけど、それぞれの人のいろんなストーリーとかが思い出される。
ヒッチハイクもこれまで110台ほど乗って、旅ではいつもたくさんの人との出会いがある。
記憶力のよくないぼくだけど、不思議なくらいひとりひとりのことを思えてる。
それくらい旅での出会いっていうのは自分の中で印象深いものなのかもしれない。
ひとと出会うと、まずはお互いがどんな人なのかを知ることからはじまる。
その中で、お互いの「夢」の話しもするとそこから不思議と話しがどんどん広がっていったり、相手がどんな考えを持っているひとなのかとか知ることがある。
だからこれは夢尋ねやってよかったなぁって思うことのひとつ。
それから、「夢」をインタビューしてていつもおもしろいなぁって思うのが、
書いてくれる「夢」の内容から、すこしその人の内面とか人柄がみえるような気がすること。
これまで8か国で夢尋ねをして、少しずつ国によって傾向みたいなものがあるなってことも感じる。
この8か国はすべて東南アジアの国で、比較的似たような文化をもつ国が多いように思うけど、夢尋ねを通して考えてみると違いも感じる。
もちろん現地のひとだけでなく、旅している欧米のひとや、日本人のひとが夢を書いてくれることもある。
国によっては自分自身のパーソナルな夢ではなく、世界の平和だとか自分以外のひとに向けての夢を書く人が多い国あれば、
ビジネスや金銭面での成功に関する夢を書く人が多い国もある。
家族を思う夢、ぼく自身に対してのメッセージを書いてくれる人が多い国なんかもあったりいろいろ。
だれもがウェルカムに夢尋ねを受け入れてくれるところもあれば、こちらが人をみて尋ねないと難しい国もあったり。
パパッと夢を書くひとが多い国もあれば、じっくりじっくり考えてから書くひとが多い国もある。
もちろん一人ひとりみな違うのだけれでも、こうやって遠くから眺めるように考えてみると、
国によって、国民性みたいなものがみえてきておもしろいなって思う。
宗教が影響してるのかな?とか、収入? いや天候?
発展途上国の都会だから?観光業が盛んだから?とかいろんなことが考えられる。
そういう違いがでるのっておもしろいな。
そいて、やっぱり夢尋ねが旅先での出会いのきっかけにもなることも多い。
いきなり夢をインタビューすることは少なくて、仲良くなっていろいろな会話を楽しんでから夢を聞くことが多いけど、この企画がなかったら、ぼくは旅先でより多くのひとと出会おうという気持ちはなく、過ごし方はまったく違うものになっていると思う。
出会いのきっかけができるって素敵だね。
いろんな環境で暮らす人々の「夢」が知りたいっていう思いがなければ、きっと今回いくつかのスラム街へ行くこともなかっただろうし。学校訪問もしていなかったかもしれない。
あらためて振り返るといろんなきっかけをくれてる。
今回あらたにやったのは「主観的幸福度」に関するアンケート調査。
これはぼくの卒業論文のテーマ。
自分自身でどれだけ自分が幸せかを0~10のスケールで回答してもらって、
その幸福度がどんなことと関連しているのかを知りたいと思った。
「幸せってなんだろう」これに対して、ひとりひとり思うことは違うだろうけど、
統計から知れることもあるのかなと思って興味があった。
幸せに関係するのは収入?宗教?仕事?パートナー?家族との関係?・・・などなどいろんな面から、何が関係しているのかを知りたいと思った。
まだ正確には統計をとっていないけど、
全体的にアンケート結果を見返しての印象は自分の予想通りだった。
幸せはお金で決まるものではない。
家族とか、友人とか身の回りのひととのつながりや関係がいちばん影響している印象だった。
比較的お金持ちが多いエリアとか、スラム街とかいろんな環境で生活するひとへアンケート調査をしたけど、スラム街で生活しているひとたちは、自分達がハッピーだって答えるひとがすごく多い。
どうしても自分の生活と比較して、足りないものばかりに目がいってしまう。
ぼくからしたら、足りないものだらけなのに。もっと経済的に豊かだったら・・・って。
でもそれは勝手にぼくが思ってるだけのことなのかもしれない。
そこで生活している人自身が幸せと言っているなら、いくらこちらが何か力になりたいと思っても、ただの押し付けになってしまうかもしれない。
でも、経済的なことを理由に子どもを学校に通わせることができないとか、衛生面の問題で病気になったり、病気や障害を抱えていても十分な医療を受けられないとか…。
そういう面は誰もが平等に受けられるべきものだから変えていきたいなって思うね。
ぼくはこれから成長して、どんな力になれるかな。
フィリピンのスラム街で生活しているひとたちをみて、こちらが学ぶこともたくさんある。
実際に行ってみると、なんだかすごくいいところだなって感じる。
ひとつはすごく家族、親戚、近所のひととのつながりを大切にしているなということ。
つながりが強いって疲れちゃうんじゃないかって思うけど、
なんだか誰もが当たり前のこととして、自然なつながりを感じる。
そして、そのときそのときを楽しむっていうマインド。
だからストレスフリーで毎日を楽しく生きているように見える。
それは逆を言えば、いまは辛くても頑張ろうとか勤勉さとかは日本人と比べたら少ないのかもしれない(笑)
でも、そういう部分に日本人のぼくなんかは居心地の良さを感じるんだよねきっと。
スラム街のひとたちも、みんながみんな、助け合って生きているんだと思う。
そうじゃないと生きていけないから。身近な誰かが困っているとき、自分ができることがあるなら力になって、自分が困っているときには誰かに助けてもらう。
競争じゃなくて、コミュニティの中で皆がお互いに助け合う文化ができている。
大学の先生に、旅の出発前に「なぜ発展途上国が日本のように発展しないのか」っていうことを考えてこいって言われたけど、ぼくの中での答えのひとつは、ひとりひとりの人柄とか、コミュニティの中での文化な気がする。
貧しいからどうにかして、誰かを蹴落としてでもお金を稼ごう。
そういう気持ちではなくて、家族や身近なひとと助け合いながら生きていこう。
なにかを犠牲にしてまで一生懸命に仕事をするよりも、毎日毎日を楽しみながら生きていくいこう。
なんかそんなふんわりと明るくてピースな生き方を感じる。
日本人は本当に真面目で勤勉だと思う。だからこそここまで成長したんだろうな。
フィリピンで生活するひとたちは、日本とか発展した国にあこがれる人は多いけど、
本当に変わろうと思ってるひとたちは少ないように思う。
いまのままでもたくさんの魅力があるから。
これは本当にやってよかったなって思う。
フィリピン・インドネシアの各地域 6か所の幼稚園・小学校を訪問した。
第2弾ではじめてやったことのひとつ。
前回からさらによい旅・プロジェクトにしていきたいと思って、なにかいいアイディアはないか考えていて思いついたのがこれ。
海外の旅行が好きになったきっかけは、3年くらい前に行ったカンボジアでの教育ボランティアだったからね。
ボランティアと言っても、こっちがたくさんのパワーとか、学ぶものがあった。
ほぼ初海外でものあらゆることが新鮮で感じることもたくさんあった。
そして、なにより子どもたちがかわいくて、、。
純粋な笑顔で人懐っこくて、授業もすごい積極的に参加してくる。
そりゃ好きになっちゃうよね(笑)
子どもたちの笑顔は自分たちの気持ちを明るくハッピーにしてくれる。
心を動かしてくれる不思議な力があると思う。
行く前はカンボジアの貧困だとか、教育・医療の問題だとかマイナスなイメージが大きかったけど、子どもたちの笑顔をみて純粋にその国のことが好きになった。
そんな好きになった国になにか力になれることをしたい。
ぼくだったらいま目指している作業療法士という立場から、リハビリを発展させて誰もがその人らしい当たり前の生活送れるようになるために、少しでも力になりたい。そう思うようになった。
このとき、マイナスな面だけでなく、子どもの笑顔とか明るい面からこそ心を動かす大きな原動力になるってこと感じた。
そんなこともあって、世界中の「夢」「笑顔」を発信するプロジェクトをはじめた。
誰かがこのプロジェクトの見て、なにか心を動かされるきっけかになればいいなって。
明るい気持ちになったり、「よし、自分も頑張ろう!」って勇気をもらえるようなプロジェクトであってほしい。
少し話しがずれてしまったけど、子どもたちの「笑顔」「夢」も発信したら、よりよいプロジェクトになると思った。
それから単純にぼくが、また子どもたちと触れ合いたかったから。
6か所の学校訪問、どこもいろんな縁があってつながったな。
1か所目は、フィリピンのマニラにある小学校と幼稚園
ここは2年前の第1弾でラオスで出会った同い年の日本人の友達のおかげ。
Facebookで繋がっていて、フィリピンで留学していた頃に現地の小学校へ遊びに行っていたのを知っていて、連絡を取ると是非連れていきたいっていうことでわざわざ訪問の日に予定も合わせてくれて一緒に学校訪問をした。
ラオスで出会ったときにまさかこんな形で再会するなんて思ってもみなかったな。
2か所目は、フィリピンのダバオにある小学校
宿で仲良くなった韓国のおじちゃんとサンダルを買いに行ったときに、細い団地の道でたまたま見つけた小学校。
そして、あとで一人で学校の先生に直接話に行って、アポを取り、後日プロジェクトをしに訪問させてくれた。
先生も生徒もものすごく明るくていい雰囲気の学校だったな。
そして、ここは日本人の社会人の友達も予定を合わせてダバオまで来てくれて一緒に訪問した。
その人は東京の大企業で働くすごく優秀な方。ぼくからしたらすごく憧れるしカッコいい。
仕事も忙しいのに時間を作ってきてくれて、学校訪問をした。
「やっぱり自分は数字と睨めっこする仕事よりも、子どもとか人と直接触れ合える仕事をしていたい。」
学生時代から他の国で数ヶ月教育ボランティアをしたこともある方で、このダバオでの学校訪問を通じてあらめて感じたそう。そして転職に踏み切る後押しになったそう。
一緒に行った学校訪問が、大きな決断するきっかけになったのはうれしかった。
3か所目は、フィリピンのセブにある小学校
ここは出発前の日本にいる時点で、電話をしてアポを取っていた。
先生がすごく気さくで、学校のある日にも関わらず、ぼくがセブに着いたときに空港まで迎えにきてくれて、その日は昼間から夜までずっとセブを観光案内してくれた(笑)
日本では想像つかない感覚だけど、うれしかった。
4か所目は、インドネシアのジャカルタにある日本語幼稚園
ジャカルタは自分の中で休憩期間で学校訪問もしない予定だったけど、
ホテルのロビーで仲良くなった日本人の女性がたまたまジャカルタの日本語幼稚園で先生をしているひとだった。
そして、ぼくのプロジェクトの話しをすると是非遊びに来てってことで、後日訪問させてもらうことになった。
不思議な巡り合わせだな。日本の子どもとたちで、インドネシアにいるのに日本にいるような少しほっとする気持ちになった。
5か所目は、インドネシアのジョグジャカルタにある小学校
ここは出発前の日本にいる時点で、電話をしてアポを取っていたけれど、
ぼくが知っていた情報は正直場所くらい…。
いざ行ってみると、自然に囲まれた環境で、少人数の生徒に対してたくさんの先生がいた。
ここにいる子たちは発達障害だとか、みんな何かしらの障害を抱えている子たちとのことだった。
なにも知らずに行ったけれど、作業療法士を目指している自分にとってはいい経験になったな。
一緒にいる時間を楽しんでくれてよかった。
6か所目は、インドネシアのバリにある幼稚園
バリについてから、現地のひとに電話を貸してもらいアポを取って訪問させてもらった。
ここもあまり下調べせずに行ってしまって、小学校のつもりが幼稚園だった(笑)
プロジェクトもたのしかったけど、インドネシアの幼稚園の1日の様子も知れてよかったな。
そして、学校訪問ではなにをしたのか。
まずは日本の文化の紹介として、ORIGAMIプロジェクト。
日本折紙協会から協力してもらった。
子どもたちと紙飛行機づくり。折って終了じゃなくて、完成した紙飛行機にひとりひとり「夢」を書いてもらって、みんなで一斉に「3, 2, 1 fly~!」って飛ばすのがすごく盛り上がって、いつもこの瞬間が大好きだった。
1枚の紙からできた折り紙を通してみんなと楽しむことができた。すてきなコミュニケーションツール。
最後に数百枚の折り紙と英語のおりがみテキストも贈った。
それでこれからも誰かが折り紙をたのしんでくれてるといいな。
もうひとつは、夢尋ね。
「教師」「医者」「警察」とかが多かったな。
バリエーション?は少ないかも。
これからいろんな世の中のことも知って、夢も変わっていったりもするんだろうな。
どんな夢でも、なにか夢を持ち続けること。
そして、子どもたちのもつ夢の可能性をつぶさずに伸ばしていけるような環境で育っていけますように。
尋ねた「夢」の写真はモバイルフォトプリンターを使って、その場で印刷して贈った。
すごく喜んでくれてよかったな。前回の旅を振り返ってやりたかったことのひとつだったからできてよかった。
エプリーを提供してくださった株式会社エレコムに感謝。
これから先、その子たちが写真を見返したときに、ぼくが来た日のことを思い出したり、
夢について考えるきっけけになったりしたら嬉しいな。
そして、最後にもう一つやったことがジャグリングショー。
ぼくのちょっとした特技だけど、人前ではやったことはほとんどなくて、
シャイなぼくはやろうかどうかすごく迷ったけど、やってよかったな。
どうしてこんなに盛り上がってくれるのってくらい喜んでくれて、こっちも気持ちがよかった(笑)
ふたつから段々とボールの数を増やして最後は5つ…。5つの危なっかしいくらいが盛り上がってたね。みんなの前に立って、生徒に挑戦してもらうのもたのしかったな。
学校訪問は、もうこれから先なかなかできない経験だったかもしれない。
個人的な訪問にも関わらず6か所も。
こころよく受け入れてくれた先生方に感謝。みんな楽しんでくれてありがとう。
ぼくの明るい思い出として、一生の残るものだと思う。
前回から挑戦した企業協賛。
今回は9つの企業からプロジェクトに協賛してもらった。
もう一度この旅をしようってきっかけは特になくて、はじまりはなんとなく・・・。
でも、学生時代最後の時間のある夏休み。
もったいない過ごし方はしたくないっていう思いはあったかもしれない。
いつものようにパソコンをいじっていて、本当にやるかやらないのかもわからないのに、
なんとなーくパワーポイントを開いて、表紙だけ作りはじめて。
「第2弾 夢を尋ねる旅」ってね。
そしたら、いつの間にか「ほんとにやってやろう!」っていう気持ちになってどんどん準備が進んでいった。
きっかけなんてだいたいそういうものだよなぁ。
旅の企業協賛は、自分のやりたいと思った企画と企業が今回はすべてつながった。
これは本当にありがたいこと。(航空会社とレンタルWi-Fiはだめだったけど笑)
また一から企画書を作りはじめて、企業を訪問してとか。
医療系の職を目指しているぼくだけど、サラリーマンの営業みたいなものにも少し憧れがあって、
こういう経験もできてよかった。
成功するかしないかは分からないけど、まずはやってみること。
自分から行動を移すことを学んだと思う。
旅先では、どれもやりたいことと企業プロモーションが絡められたから、全く苦にならなかった。
ORIGAMIプロジェクトとか、モバイルフォトプリンターの企画なんかは特に達成感を感じる。
今回、各企業からは商品提供だけだったけど、いつかは旅をしてプラスになるくらいの資金調達ができたらワクワクするな!笑
でも企業協賛をもらって旅するのも今回を最後にすると思う。
学生はもう終わりで来年から働き出したら、自分のお金で行くようになりたい。
これは今回はじめて挑戦したこと。クラウドファンディングっていう言葉はよく聞く言葉だったけど、
自分がやるものとは思ってなかった。
でもまずは挑戦ってことで、これもはじめはなんとなくだった。
知り合いには一切言わずにやるつもりだったけど、担当のひと曰くまずは知り合いのひとからの支援で信頼を得ることが一番重要だってことを言われた。
結局友人とか、お世話になっている大人の人とか、旅先で出会った人とかにお願いした。
企画への想いはあるけれど、なんだかお金も絡むことでもあるから正直お願いはしづらかったな。
最終的には19名の方が支援してくれて、目標額を超える144,000円が集まった。
本当に感謝だけど、なんだか恐縮してしまう。
しっかり良いプロジェクトを作り上げなければっていう責任をより感じたな。
企業協賛もクラウドファンディングも似ているようだけど、クラウドファンディングは一人ひとりの応援を無駄にしたくないっていう気持ちが強かった。
クラウドファンディングは資金調達っていう目的もあったけど、より多くのひとに自分のやっている企画のことを知ってもらいたいという思いも強くあった。
実績No.1のReadyforでプロジェクトさえ公開されれば、支援まで結びつかなくても多くのひとが企画のことを知ってくれると思ってた。
公開後、管理画面でPV数が確認できるのだけれども、実際はそんなに甘くなかった。
まだこのブログの方が多くの人に読んでもらえてる(笑)
クラウドファンディングや企業協賛を全部含めると、28日間の旅、プロジェクトで25万以上の価値をいただいた。自分の社会人1年目の初任給より多い額だと思う。
今回プロジェクトを終えて、それだけの価値を提供できたかな。
これまででも、そしてこれからも1人でも多くのひとに響くプロジェクトであってほしい。
旅の出発の10日くらい前にふと思い立って立ち上げたサイトがある。
それが「世界ドリームプロジェクト」
これまでは、夢を尋ねる旅としてぼくが一人旅の中で、ひとりで集めた「夢」をブログやSNSを使って発信していた。
でもずっと、自分ひとりじゃなくて誰かを巻き込んだプロジェクトをやりたいなっていう思いがあった。
それから、この夢を発信していくというプロジェクトがずっと続いていってほしいという思い。
来年から就職して、今度いつできるかも正直わからいからね。
「世界ドリームプロジェクト」っていうプロジェクト名をつけて、
ぼく一人が尋ねた「夢」を発信するのではなく、メンバーを集めてメンバーみんなであつめた「夢」をひとつにまとめて発信するというサイト
まだ立ち上げて2ヶ月も経ってないけど、インスタグラムやツイッターから連絡をくれたり、
旅先で出会ったひとを誘ったりして、現在で10名のメンバーが集まった。
どんどんこのプロジェクトが広がっていったらな!
夢尋ねをするメンバーにとってもきっと旅がより充実したものになると思う。
そして、このサイトをみてくれる人にとっても、いろんな国のいろんな人の「夢」「笑顔」をみることができる。
いまは世界26か国・484名の「夢」「笑顔」が掲載されている。
いつか全世界のすべての国の人々の「夢」が集まるといいな!
どんどん気軽に参加できるプロジェクトにしていきたい!
メンバーとしての参加だけでなく、ここから夢を尋ねに来てって応募できるようにもした!
そしたら、日本に住んでいる方でひとり自分の夢を載せたいっていう方がいて、今週実際に会いに行って話を聞きに行く。
こうやって夢尋ねから人とのつながりが広がっていくのはおもしろいな。
最後に自分の夢。さんざん人に夢を尋ねておいて、ぼくは旅がはじまる時点では、まだはっきりとした「夢」は考えついていなかった。
この旅の中でいろいろな人の夢にも触れながら、じっくり具体的なものを考えていこうと思ってた。
ぼくの夢は2つに分けて考えました。
まずは自分自身のパーソナルな「夢」
「大家族のお父ちゃんになる」
自分はいままで両親や身近な人々など沢山の人にさんざんお世話になって生きてきて、
自分のやりたいことを好きなようにやって、自分が中心に生きてきた。
この旅だって言ってしまえばそうかもしれない。
若いうちは自分が好きなことをしていいと思う。自分の子どももそうであってほしい。
まだまだぼくもガキンチョな年齢だし、精神的にも子どもな部分たくさんある。
でも、はやく誰か大切な人。家族のためとか、守るべきものをもって、
人のために生きれるようになりたいなってすごく感じてる。
2年前の第1弾の夢を尋ねる旅から帰ってきてすぐ、大好きな女性ができた。
最近は一緒に将来の話しもすることも多くなって、ぼくはこの人と結婚して、子どもができて、
いつかお父ちゃんになる日がくるんだろうなって思う。
大家族って書いたけど、大家族じゃなくてもいい!笑
みんなが居心地のいい、帰ってきてホッとするようなあったかい家庭をつくっていけたらいいな。
旅している間も毎日がすごく充実していて、楽しいのだけれども
ふとした瞬間にホームシックになることもあるんだよね。
いつでもないものねだり。
旅でたくさんの人と出会いたいと思うときもあれば、
あんまりそれが長く続くと、ひとりになりたいなって思ったり。
だからそんなとき何より自分にとって一番大切な居場所は、家族だったり身近な友達だったり、恋人だったり。
帰ってくる場所があることのありがたさを旅をすると一番感じる。
だからぼくもそう思えるような家庭をつくれたらいいな。
そして、もう一つの夢はぼくの人生の大きな目標のようなもの
“ Everyone to find happines ”
これは広い意味だけど、ぼくが常に心にとめて生きていきたいこと。
このプロジェクトを通してでもそう。
世界中の人々の「夢」「笑顔」をみればきっと心は明るくなるし、
自分も夢に向かって頑張ろうっていう気持ちになるきっかけになるかもしれない。
そして、いま目指している作業療法士としてもそう。
毎日の仕事の中でたくさんの人と関わることになると思う。
リハビリは、身体の分野もあれば精神の分野もあるけど、
どちらも本質にあるのは、その人らしい人生を取り戻すこと。
日々の業務に追われても、このことを忘れなければきっと仕事は充実したものになると思う。
少しでも自分の関わったひとたちの生活、人生がよりよい方向にいくように力になりたい。
少し話しはずれてしまうけど、ぼくは留年を経験して、自分の責任だけれども悔しい思いをした。
同級生のみんながいつの間にかもう社会人として働いていて、それがすごくかっこいいなって思う。
留年していなかったら、きっといまみたいに働きたい。はやく作業療法士としてひとと関わりたいという思いも今ほど強くなっていないと思う。
ただ、ぼくの" Everyone to find happines " という夢は作業療法士でなくても形はなんでもいいんだよね。
ひとりの人間として、この夢に少しでも近づけるよう。なにか人のためになれることをして生きていきたい。
旅をしてこうやって自分の夢について、考える時間ができてよかった。
ぼくはいろんな旅をしてきたけど、自分の中で心に留めているのは基本的には「旅をしてもなにも変わらない」ということ。
旅は非日常でなんだか自分はなんでもできるんじゃないかって気がしてしまうんだよね。
でも大切なのは日常。日々の積み重ねでしかない。
目標、夢に向かって一歩一歩だね。ひとが急に変わることなんてないんだから。
でも旅がいろんなきっかけをくれていることはたしか。
ぼくのこの学生時代、旅をしていなかったらどうしているんだろう。
さぁぼくも夢を追いかけながらにがんばろう!
いまは就活と国家試験だね(^^)!
最後に改めて、旅での出会いに感謝。ぼくの中で旅とは出会い。
新しい出会いも素敵だけど、今度はこれまで出会ったひとたちとの再会の旅ができたらな。
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世界ドリームプロジェクトを運営しているゆうすけです。
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28日間の「第2弾 夢を尋ねる旅」から日本に帰ってきて、もう5日くらいが経った。
まだまだブログの更新は追いついていないけれど、旅から帰ってきたので、
いまあれこれ自分が思っていることを書こうかなと思う。
脳内にあるものをすべてアウトプットするくらいの気持ちで(笑)
思いついたままに、自分の日記のようにだらだらと書く。
きっと多くのひとが途中で読むのをやめてしまうと思うけど、
もし最後まで読んでくれる方がいたら、ありがとうございますm(__)m 笑
写真での振り返りはこちらの記事です。
「第2弾 夢を尋ねる旅」プロジェクトまとめ写真
夢尋ねのきっかけ
夢尋ねをはじめたのは2年前の第1弾から。
どうしてこういう企画をはじめたのか。きっかけから。
まず自分の中で「一人旅」をしたいという思いがあって、
それを学生のぼくがアルバイト代だけでカバーするのは厳しいと思った。
そんな訳で思い立ったのが「個人の旅で企業からスポンサーをもらう」ということ。
あまり同じようなことをやっている人は知らないし、ワクワクするものだった。
でもただ旅するだけで、企業が応援してくれる訳がない。
だから、なにかテーマのある旅、企画を旅の中でやろうと考えた。
そのとき考えたのが旅先で出会った人々に「夢」をインタビューしていくということ。
きっと企業からスポンサーをもらうということが頭になければ、いまのプロジェクトをやるきっかけにはなっていなかったと思う。
でも実際にやっていくうちにだんだんと、「夢」をインタビューするという企画自体が自分にとってものすごく興味深くて、魅力的なものになっていった。
夢尋ねを振り返って
ぼくの夢を尋ねる旅のいちばん大きな目的は「世界の明るい面を広げていく」ということ。
でも、最初のきっかけに書いたようにはじめから思っていたこととは正直違う。
だんだんといまのような目的ができあがってきていた。
第1弾と第2弾合わせて、約2か月間でこれまで約350名に夢のインタビューをしてきた。
なにかふとしたときに出会った人たちの「夢」を見返すことがあるけど、それぞれの人のいろんなストーリーとかが思い出される。
ヒッチハイクもこれまで110台ほど乗って、旅ではいつもたくさんの人との出会いがある。
記憶力のよくないぼくだけど、不思議なくらいひとりひとりのことを思えてる。
それくらい旅での出会いっていうのは自分の中で印象深いものなのかもしれない。
ひとと出会うと、まずはお互いがどんな人なのかを知ることからはじまる。
その中で、お互いの「夢」の話しもするとそこから不思議と話しがどんどん広がっていったり、相手がどんな考えを持っているひとなのかとか知ることがある。
だからこれは夢尋ねやってよかったなぁって思うことのひとつ。
それから、「夢」をインタビューしてていつもおもしろいなぁって思うのが、
書いてくれる「夢」の内容から、すこしその人の内面とか人柄がみえるような気がすること。
これまで8か国で夢尋ねをして、少しずつ国によって傾向みたいなものがあるなってことも感じる。
この8か国はすべて東南アジアの国で、比較的似たような文化をもつ国が多いように思うけど、夢尋ねを通して考えてみると違いも感じる。
もちろん現地のひとだけでなく、旅している欧米のひとや、日本人のひとが夢を書いてくれることもある。
国によっては自分自身のパーソナルな夢ではなく、世界の平和だとか自分以外のひとに向けての夢を書く人が多い国あれば、
ビジネスや金銭面での成功に関する夢を書く人が多い国もある。
家族を思う夢、ぼく自身に対してのメッセージを書いてくれる人が多い国なんかもあったりいろいろ。
だれもがウェルカムに夢尋ねを受け入れてくれるところもあれば、こちらが人をみて尋ねないと難しい国もあったり。
パパッと夢を書くひとが多い国もあれば、じっくりじっくり考えてから書くひとが多い国もある。
もちろん一人ひとりみな違うのだけれでも、こうやって遠くから眺めるように考えてみると、
国によって、国民性みたいなものがみえてきておもしろいなって思う。
宗教が影響してるのかな?とか、収入? いや天候?
発展途上国の都会だから?観光業が盛んだから?とかいろんなことが考えられる。
そういう違いがでるのっておもしろいな。
そいて、やっぱり夢尋ねが旅先での出会いのきっかけにもなることも多い。
いきなり夢をインタビューすることは少なくて、仲良くなっていろいろな会話を楽しんでから夢を聞くことが多いけど、この企画がなかったら、ぼくは旅先でより多くのひとと出会おうという気持ちはなく、過ごし方はまったく違うものになっていると思う。
出会いのきっかけができるって素敵だね。
いろんな環境で暮らす人々の「夢」が知りたいっていう思いがなければ、きっと今回いくつかのスラム街へ行くこともなかっただろうし。学校訪問もしていなかったかもしれない。
あらためて振り返るといろんなきっかけをくれてる。
主観的幸福度に関するアンケート調査をして
今回あらたにやったのは「主観的幸福度」に関するアンケート調査。
これはぼくの卒業論文のテーマ。
自分自身でどれだけ自分が幸せかを0~10のスケールで回答してもらって、
その幸福度がどんなことと関連しているのかを知りたいと思った。
「幸せってなんだろう」これに対して、ひとりひとり思うことは違うだろうけど、
統計から知れることもあるのかなと思って興味があった。
幸せに関係するのは収入?宗教?仕事?パートナー?家族との関係?・・・などなどいろんな面から、何が関係しているのかを知りたいと思った。
まだ正確には統計をとっていないけど、
全体的にアンケート結果を見返しての印象は自分の予想通りだった。
幸せはお金で決まるものではない。
家族とか、友人とか身の回りのひととのつながりや関係がいちばん影響している印象だった。
比較的お金持ちが多いエリアとか、スラム街とかいろんな環境で生活するひとへアンケート調査をしたけど、スラム街で生活しているひとたちは、自分達がハッピーだって答えるひとがすごく多い。
どうしても自分の生活と比較して、足りないものばかりに目がいってしまう。
ぼくからしたら、足りないものだらけなのに。もっと経済的に豊かだったら・・・って。
でもそれは勝手にぼくが思ってるだけのことなのかもしれない。
そこで生活している人自身が幸せと言っているなら、いくらこちらが何か力になりたいと思っても、ただの押し付けになってしまうかもしれない。
でも、経済的なことを理由に子どもを学校に通わせることができないとか、衛生面の問題で病気になったり、病気や障害を抱えていても十分な医療を受けられないとか…。
そういう面は誰もが平等に受けられるべきものだから変えていきたいなって思うね。
ぼくはこれから成長して、どんな力になれるかな。
フィリピンのスラム街で生活しているひとたちをみて、こちらが学ぶこともたくさんある。
実際に行ってみると、なんだかすごくいいところだなって感じる。
ひとつはすごく家族、親戚、近所のひととのつながりを大切にしているなということ。
つながりが強いって疲れちゃうんじゃないかって思うけど、
なんだか誰もが当たり前のこととして、自然なつながりを感じる。
そして、そのときそのときを楽しむっていうマインド。
だからストレスフリーで毎日を楽しく生きているように見える。
それは逆を言えば、いまは辛くても頑張ろうとか勤勉さとかは日本人と比べたら少ないのかもしれない(笑)
でも、そういう部分に日本人のぼくなんかは居心地の良さを感じるんだよねきっと。
スラム街のひとたちも、みんながみんな、助け合って生きているんだと思う。
そうじゃないと生きていけないから。身近な誰かが困っているとき、自分ができることがあるなら力になって、自分が困っているときには誰かに助けてもらう。
競争じゃなくて、コミュニティの中で皆がお互いに助け合う文化ができている。
大学の先生に、旅の出発前に「なぜ発展途上国が日本のように発展しないのか」っていうことを考えてこいって言われたけど、ぼくの中での答えのひとつは、ひとりひとりの人柄とか、コミュニティの中での文化な気がする。
貧しいからどうにかして、誰かを蹴落としてでもお金を稼ごう。
そういう気持ちではなくて、家族や身近なひとと助け合いながら生きていこう。
なにかを犠牲にしてまで一生懸命に仕事をするよりも、毎日毎日を楽しみながら生きていくいこう。
なんかそんなふんわりと明るくてピースな生き方を感じる。
日本人は本当に真面目で勤勉だと思う。だからこそここまで成長したんだろうな。
フィリピンで生活するひとたちは、日本とか発展した国にあこがれる人は多いけど、
本当に変わろうと思ってるひとたちは少ないように思う。
いまのままでもたくさんの魅力があるから。
学校訪問を振り返って
これは本当にやってよかったなって思う。
フィリピン・インドネシアの各地域 6か所の幼稚園・小学校を訪問した。
第2弾ではじめてやったことのひとつ。
前回からさらによい旅・プロジェクトにしていきたいと思って、なにかいいアイディアはないか考えていて思いついたのがこれ。
海外の旅行が好きになったきっかけは、3年くらい前に行ったカンボジアでの教育ボランティアだったからね。
ボランティアと言っても、こっちがたくさんのパワーとか、学ぶものがあった。
ほぼ初海外でものあらゆることが新鮮で感じることもたくさんあった。
そして、なにより子どもたちがかわいくて、、。
純粋な笑顔で人懐っこくて、授業もすごい積極的に参加してくる。
そりゃ好きになっちゃうよね(笑)
子どもたちの笑顔は自分たちの気持ちを明るくハッピーにしてくれる。
心を動かしてくれる不思議な力があると思う。
行く前はカンボジアの貧困だとか、教育・医療の問題だとかマイナスなイメージが大きかったけど、子どもたちの笑顔をみて純粋にその国のことが好きになった。
そんな好きになった国になにか力になれることをしたい。
ぼくだったらいま目指している作業療法士という立場から、リハビリを発展させて誰もがその人らしい当たり前の生活送れるようになるために、少しでも力になりたい。そう思うようになった。
このとき、マイナスな面だけでなく、子どもの笑顔とか明るい面からこそ心を動かす大きな原動力になるってこと感じた。
そんなこともあって、世界中の「夢」「笑顔」を発信するプロジェクトをはじめた。
誰かがこのプロジェクトの見て、なにか心を動かされるきっけかになればいいなって。
明るい気持ちになったり、「よし、自分も頑張ろう!」って勇気をもらえるようなプロジェクトであってほしい。
少し話しがずれてしまったけど、子どもたちの「笑顔」「夢」も発信したら、よりよいプロジェクトになると思った。
それから単純にぼくが、また子どもたちと触れ合いたかったから。
6か所の学校訪問、どこもいろんな縁があってつながったな。
1か所目は、フィリピンのマニラにある小学校と幼稚園
ここは2年前の第1弾でラオスで出会った同い年の日本人の友達のおかげ。
Facebookで繋がっていて、フィリピンで留学していた頃に現地の小学校へ遊びに行っていたのを知っていて、連絡を取ると是非連れていきたいっていうことでわざわざ訪問の日に予定も合わせてくれて一緒に学校訪問をした。
ラオスで出会ったときにまさかこんな形で再会するなんて思ってもみなかったな。
2か所目は、フィリピンのダバオにある小学校
宿で仲良くなった韓国のおじちゃんとサンダルを買いに行ったときに、細い団地の道でたまたま見つけた小学校。
そして、あとで一人で学校の先生に直接話に行って、アポを取り、後日プロジェクトをしに訪問させてくれた。
先生も生徒もものすごく明るくていい雰囲気の学校だったな。
そして、ここは日本人の社会人の友達も予定を合わせてダバオまで来てくれて一緒に訪問した。
その人は東京の大企業で働くすごく優秀な方。ぼくからしたらすごく憧れるしカッコいい。
仕事も忙しいのに時間を作ってきてくれて、学校訪問をした。
「やっぱり自分は数字と睨めっこする仕事よりも、子どもとか人と直接触れ合える仕事をしていたい。」
学生時代から他の国で数ヶ月教育ボランティアをしたこともある方で、このダバオでの学校訪問を通じてあらめて感じたそう。そして転職に踏み切る後押しになったそう。
一緒に行った学校訪問が、大きな決断するきっかけになったのはうれしかった。
3か所目は、フィリピンのセブにある小学校
ここは出発前の日本にいる時点で、電話をしてアポを取っていた。
先生がすごく気さくで、学校のある日にも関わらず、ぼくがセブに着いたときに空港まで迎えにきてくれて、その日は昼間から夜までずっとセブを観光案内してくれた(笑)
日本では想像つかない感覚だけど、うれしかった。
4か所目は、インドネシアのジャカルタにある日本語幼稚園
ジャカルタは自分の中で休憩期間で学校訪問もしない予定だったけど、
ホテルのロビーで仲良くなった日本人の女性がたまたまジャカルタの日本語幼稚園で先生をしているひとだった。
そして、ぼくのプロジェクトの話しをすると是非遊びに来てってことで、後日訪問させてもらうことになった。
不思議な巡り合わせだな。日本の子どもとたちで、インドネシアにいるのに日本にいるような少しほっとする気持ちになった。
5か所目は、インドネシアのジョグジャカルタにある小学校
ここは出発前の日本にいる時点で、電話をしてアポを取っていたけれど、
ぼくが知っていた情報は正直場所くらい…。
いざ行ってみると、自然に囲まれた環境で、少人数の生徒に対してたくさんの先生がいた。
ここにいる子たちは発達障害だとか、みんな何かしらの障害を抱えている子たちとのことだった。
なにも知らずに行ったけれど、作業療法士を目指している自分にとってはいい経験になったな。
一緒にいる時間を楽しんでくれてよかった。
6か所目は、インドネシアのバリにある幼稚園
バリについてから、現地のひとに電話を貸してもらいアポを取って訪問させてもらった。
ここもあまり下調べせずに行ってしまって、小学校のつもりが幼稚園だった(笑)
プロジェクトもたのしかったけど、インドネシアの幼稚園の1日の様子も知れてよかったな。
そして、学校訪問ではなにをしたのか。
まずは日本の文化の紹介として、ORIGAMIプロジェクト。
日本折紙協会から協力してもらった。
子どもたちと紙飛行機づくり。折って終了じゃなくて、完成した紙飛行機にひとりひとり「夢」を書いてもらって、みんなで一斉に「3, 2, 1 fly~!」って飛ばすのがすごく盛り上がって、いつもこの瞬間が大好きだった。
1枚の紙からできた折り紙を通してみんなと楽しむことができた。すてきなコミュニケーションツール。
最後に数百枚の折り紙と英語のおりがみテキストも贈った。
それでこれからも誰かが折り紙をたのしんでくれてるといいな。
もうひとつは、夢尋ね。
「教師」「医者」「警察」とかが多かったな。
バリエーション?は少ないかも。
これからいろんな世の中のことも知って、夢も変わっていったりもするんだろうな。
どんな夢でも、なにか夢を持ち続けること。
そして、子どもたちのもつ夢の可能性をつぶさずに伸ばしていけるような環境で育っていけますように。
尋ねた「夢」の写真はモバイルフォトプリンターを使って、その場で印刷して贈った。
すごく喜んでくれてよかったな。前回の旅を振り返ってやりたかったことのひとつだったからできてよかった。
エプリーを提供してくださった株式会社エレコムに感謝。
これから先、その子たちが写真を見返したときに、ぼくが来た日のことを思い出したり、
夢について考えるきっけけになったりしたら嬉しいな。
そして、最後にもう一つやったことがジャグリングショー。
ぼくのちょっとした特技だけど、人前ではやったことはほとんどなくて、
シャイなぼくはやろうかどうかすごく迷ったけど、やってよかったな。
どうしてこんなに盛り上がってくれるのってくらい喜んでくれて、こっちも気持ちがよかった(笑)
ふたつから段々とボールの数を増やして最後は5つ…。5つの危なっかしいくらいが盛り上がってたね。みんなの前に立って、生徒に挑戦してもらうのもたのしかったな。
学校訪問は、もうこれから先なかなかできない経験だったかもしれない。
個人的な訪問にも関わらず6か所も。
こころよく受け入れてくれた先生方に感謝。みんな楽しんでくれてありがとう。
ぼくの明るい思い出として、一生の残るものだと思う。
プロジェクト協力企業のプロモーションを振り返って
前回から挑戦した企業協賛。
今回は9つの企業からプロジェクトに協賛してもらった。
もう一度この旅をしようってきっかけは特になくて、はじまりはなんとなく・・・。
でも、学生時代最後の時間のある夏休み。
もったいない過ごし方はしたくないっていう思いはあったかもしれない。
いつものようにパソコンをいじっていて、本当にやるかやらないのかもわからないのに、
なんとなーくパワーポイントを開いて、表紙だけ作りはじめて。
「第2弾 夢を尋ねる旅」ってね。
そしたら、いつの間にか「ほんとにやってやろう!」っていう気持ちになってどんどん準備が進んでいった。
きっかけなんてだいたいそういうものだよなぁ。
旅の企業協賛は、自分のやりたいと思った企画と企業が今回はすべてつながった。
これは本当にありがたいこと。(航空会社とレンタルWi-Fiはだめだったけど笑)
また一から企画書を作りはじめて、企業を訪問してとか。
医療系の職を目指しているぼくだけど、サラリーマンの営業みたいなものにも少し憧れがあって、
こういう経験もできてよかった。
成功するかしないかは分からないけど、まずはやってみること。
自分から行動を移すことを学んだと思う。
旅先では、どれもやりたいことと企業プロモーションが絡められたから、全く苦にならなかった。
ORIGAMIプロジェクトとか、モバイルフォトプリンターの企画なんかは特に達成感を感じる。
今回、各企業からは商品提供だけだったけど、いつかは旅をしてプラスになるくらいの資金調達ができたらワクワクするな!笑
でも企業協賛をもらって旅するのも今回を最後にすると思う。
学生はもう終わりで来年から働き出したら、自分のお金で行くようになりたい。
クラウドファンディングを振り返って
これは今回はじめて挑戦したこと。クラウドファンディングっていう言葉はよく聞く言葉だったけど、
自分がやるものとは思ってなかった。
でもまずは挑戦ってことで、これもはじめはなんとなくだった。
知り合いには一切言わずにやるつもりだったけど、担当のひと曰くまずは知り合いのひとからの支援で信頼を得ることが一番重要だってことを言われた。
結局友人とか、お世話になっている大人の人とか、旅先で出会った人とかにお願いした。
企画への想いはあるけれど、なんだかお金も絡むことでもあるから正直お願いはしづらかったな。
最終的には19名の方が支援してくれて、目標額を超える144,000円が集まった。
本当に感謝だけど、なんだか恐縮してしまう。
しっかり良いプロジェクトを作り上げなければっていう責任をより感じたな。
企業協賛もクラウドファンディングも似ているようだけど、クラウドファンディングは一人ひとりの応援を無駄にしたくないっていう気持ちが強かった。
クラウドファンディングは資金調達っていう目的もあったけど、より多くのひとに自分のやっている企画のことを知ってもらいたいという思いも強くあった。
実績No.1のReadyforでプロジェクトさえ公開されれば、支援まで結びつかなくても多くのひとが企画のことを知ってくれると思ってた。
公開後、管理画面でPV数が確認できるのだけれども、実際はそんなに甘くなかった。
まだこのブログの方が多くの人に読んでもらえてる(笑)
クラウドファンディングや企業協賛を全部含めると、28日間の旅、プロジェクトで25万以上の価値をいただいた。自分の社会人1年目の初任給より多い額だと思う。
今回プロジェクトを終えて、それだけの価値を提供できたかな。
これまででも、そしてこれからも1人でも多くのひとに響くプロジェクトであってほしい。
ひとりでなく皆で作り上げるプロジェクトに
旅の出発の10日くらい前にふと思い立って立ち上げたサイトがある。
それが「世界ドリームプロジェクト」
これまでは、夢を尋ねる旅としてぼくが一人旅の中で、ひとりで集めた「夢」をブログやSNSを使って発信していた。
でもずっと、自分ひとりじゃなくて誰かを巻き込んだプロジェクトをやりたいなっていう思いがあった。
それから、この夢を発信していくというプロジェクトがずっと続いていってほしいという思い。
来年から就職して、今度いつできるかも正直わからいからね。
「世界ドリームプロジェクト」っていうプロジェクト名をつけて、
ぼく一人が尋ねた「夢」を発信するのではなく、メンバーを集めてメンバーみんなであつめた「夢」をひとつにまとめて発信するというサイト
まだ立ち上げて2ヶ月も経ってないけど、インスタグラムやツイッターから連絡をくれたり、
旅先で出会ったひとを誘ったりして、現在で10名のメンバーが集まった。
どんどんこのプロジェクトが広がっていったらな!
夢尋ねをするメンバーにとってもきっと旅がより充実したものになると思う。
そして、このサイトをみてくれる人にとっても、いろんな国のいろんな人の「夢」「笑顔」をみることができる。
いまは世界26か国・484名の「夢」「笑顔」が掲載されている。
いつか全世界のすべての国の人々の「夢」が集まるといいな!
どんどん気軽に参加できるプロジェクトにしていきたい!
メンバーとしての参加だけでなく、ここから夢を尋ねに来てって応募できるようにもした!
そしたら、日本に住んでいる方でひとり自分の夢を載せたいっていう方がいて、今週実際に会いに行って話を聞きに行く。
こうやって夢尋ねから人とのつながりが広がっていくのはおもしろいな。
ぼくのふたつの夢
最後に自分の夢。さんざん人に夢を尋ねておいて、ぼくは旅がはじまる時点では、まだはっきりとした「夢」は考えついていなかった。
この旅の中でいろいろな人の夢にも触れながら、じっくり具体的なものを考えていこうと思ってた。
ぼくの夢は2つに分けて考えました。
まずは自分自身のパーソナルな「夢」
「大家族のお父ちゃんになる」
自分はいままで両親や身近な人々など沢山の人にさんざんお世話になって生きてきて、
自分のやりたいことを好きなようにやって、自分が中心に生きてきた。
この旅だって言ってしまえばそうかもしれない。
若いうちは自分が好きなことをしていいと思う。自分の子どももそうであってほしい。
まだまだぼくもガキンチョな年齢だし、精神的にも子どもな部分たくさんある。
でも、はやく誰か大切な人。家族のためとか、守るべきものをもって、
人のために生きれるようになりたいなってすごく感じてる。
2年前の第1弾の夢を尋ねる旅から帰ってきてすぐ、大好きな女性ができた。
最近は一緒に将来の話しもすることも多くなって、ぼくはこの人と結婚して、子どもができて、
いつかお父ちゃんになる日がくるんだろうなって思う。
大家族って書いたけど、大家族じゃなくてもいい!笑
みんなが居心地のいい、帰ってきてホッとするようなあったかい家庭をつくっていけたらいいな。
旅している間も毎日がすごく充実していて、楽しいのだけれども
ふとした瞬間にホームシックになることもあるんだよね。
いつでもないものねだり。
旅でたくさんの人と出会いたいと思うときもあれば、
あんまりそれが長く続くと、ひとりになりたいなって思ったり。
だからそんなとき何より自分にとって一番大切な居場所は、家族だったり身近な友達だったり、恋人だったり。
帰ってくる場所があることのありがたさを旅をすると一番感じる。
だからぼくもそう思えるような家庭をつくれたらいいな。
そして、もう一つの夢はぼくの人生の大きな目標のようなもの
“ Everyone to find happines ”
これは広い意味だけど、ぼくが常に心にとめて生きていきたいこと。
このプロジェクトを通してでもそう。
世界中の人々の「夢」「笑顔」をみればきっと心は明るくなるし、
自分も夢に向かって頑張ろうっていう気持ちになるきっかけになるかもしれない。
そして、いま目指している作業療法士としてもそう。
毎日の仕事の中でたくさんの人と関わることになると思う。
リハビリは、身体の分野もあれば精神の分野もあるけど、
どちらも本質にあるのは、その人らしい人生を取り戻すこと。
日々の業務に追われても、このことを忘れなければきっと仕事は充実したものになると思う。
少しでも自分の関わったひとたちの生活、人生がよりよい方向にいくように力になりたい。
少し話しはずれてしまうけど、ぼくは留年を経験して、自分の責任だけれども悔しい思いをした。
同級生のみんながいつの間にかもう社会人として働いていて、それがすごくかっこいいなって思う。
留年していなかったら、きっといまみたいに働きたい。はやく作業療法士としてひとと関わりたいという思いも今ほど強くなっていないと思う。
ただ、ぼくの" Everyone to find happines " という夢は作業療法士でなくても形はなんでもいいんだよね。
ひとりの人間として、この夢に少しでも近づけるよう。なにか人のためになれることをして生きていきたい。
旅をしてこうやって自分の夢について、考える時間ができてよかった。
ぼくはいろんな旅をしてきたけど、自分の中で心に留めているのは基本的には「旅をしてもなにも変わらない」ということ。
旅は非日常でなんだか自分はなんでもできるんじゃないかって気がしてしまうんだよね。
でも大切なのは日常。日々の積み重ねでしかない。
目標、夢に向かって一歩一歩だね。ひとが急に変わることなんてないんだから。
でも旅がいろんなきっかけをくれていることはたしか。
ぼくのこの学生時代、旅をしていなかったらどうしているんだろう。
さぁぼくも夢を追いかけながらにがんばろう!
いまは就活と国家試験だね(^^)!
最後に改めて、旅での出会いに感謝。ぼくの中で旅とは出会い。
新しい出会いも素敵だけど、今度はこれまで出会ったひとたちとの再会の旅ができたらな。
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